海外人材インターンシップ事業/インドネシア大学訪問(その1)

こんにちは。

ただいま、インドネシアのバリ島から帰ってきました。湿気があって、暑かったですね。動作が自然とゆっくりになります^^


今週は、海外人材インターンシップ事業の関係で、インドネシアを訪問していました。 コーディネートは、すでに城崎温泉で協業させていただいている、海外人材開発推進機構の中島さん。そして現地案内やセッティングをインドネシアの人材能力開発を行っているJIPAの吉岡さんにご協力をいただいて、駆け足で回りました。 


すでにこのブログでもお話した通り、この事業は、日本語学科や観光学科で学ぶ海外の大学生を、単位取得が行えるインターンシップ実習として、半年〜1年間、日本の観光事業者のスタッフ・従業員に受け入れるものです。私は、観光地活性化の一助となるよう、まち会社が地元側のコーディネートを担い、まちぐるみで取り組める仕組みづくりを行っています。今回は、既に事業を開始している城崎温泉を主に、地元の代表者やスタッフに同行してもらい、学校にも学生にもいい実習になることをお話しにきています。


それで、1つ目の大学訪問。 まだ夜も明けないうちに早起きして、宿泊拠点のバリから、飛行機で1時間半ほどのところにあるジャワ島の古都・ジョグジャカルタへ移動しました。

 

インドネシアは、人口2億5000万人を超える大国です。 西から東に、スマトラ島→ジャワ島→バリ島etc.と連なる中、都市としては、ジャワ島の首都ジャカルタにかなりの人口(1000万人強)が集中しています。 

そのジャワ島の中では、ジャカルタ→ジョグジャカルタ→スラバヤが、センターライン。今も王宮が残るジョグジャカルタは、観光都市であり、学生のまちでもあります。


インドネシアには、190余りの大学があるそうです。訪問したのは、アンバルクモ観光大学。観光系の大学としては、インドネシアで最大級の5,000 人規模。学長はインドネシアの観光系大学組織のトップを務める方でした。 



学長によると、この大学ではインターンシップを積極的に進めており、マレーシアやタイに多くの学生を送り出しているそうです。日本は送り出し先として積極的に開拓したい様子でしたので、地域として受け入れられるところがあることをお伝えしたら、喜んでいる様子でした。  


その後、日本語を教えるエクステンションセンターの職員の方々に連れられて、大学内を見て回りました。3月に訪れた台湾と比べると、だいぶ暗いですし、設備も整っていない感じ。ただ、学生の人気は上々のようで、近く新設のキャンパスへ移るそうです。


今日は、面接ということではなかったので、学生と直接的に長いやりとりはしませんでしたが、親しげに接してくれて、うれしかったですね。


とても感じるところは、海外から若い人材を受け入れる制度を利用して、人材を確保したいというのは、観光関連の会社や事業者でも多く希望があると思います。ただ、日本に来てもらえる学力を持った大学生であることは、実習を兼ねて積極的に働くことや日本の何かを学んで好きになってもらうことを念頭に置いたときに、とても重要なポイントであると感じています。単なる労働力=だれでもいいから人出の確保、って訳じゃぁ、ないんですよね。


今回は、3つの大学を訪問しますので、続けてレポートしますね^^ 

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