【今日のおさぼり】城崎のかき氷と阪神御影の大西商店。

こんにちは。

昨日は、城崎温泉泊まりで、帰りの特急です。

さすがに、お盆休みの真っ只中。大変な賑わいです^^


「かにやき丸福」のかき氷を食べに行きました。

まち会社「湯のまち城崎」が、「木屋町小路」という商業施設の広場活用と施設へのお客導入の一環で事業化したものです。仕事の合間に、様子伺いも兼ねてということで。

夏場になると、この木屋町小路のそばにある「四所神社(ししょじんじゃ)」の境内では、城崎の観光協会員の総出で行っている縁日が、1ヶ月あまり開催されます。


それもあって、集まっているお客さんに向けて、かにやき以外のものも提供しよう、と1年前にかき氷を考案することになったんですね。同じやるならこだわったものを、と思い、自家製果肉入りシロップを、じわっと口の中で溶ける氷にかけてほしいな、と思ったんです。


果肉入りシロップのイメージは、一丁焼きの「かに焼き」づくりでも大変お世話になった、岐阜柳ヶ瀬そばにあった「福丸」さんのかき氷をモデルに。

そして、氷のモデルにしようと考えたのが、時々食べていた、神戸の阪神御影駅そばにある「大西商店」のかき氷の「氷」です。こんな感じで、ガード下にありまして。先日、フレンチレストランで打ち合わせを兼ねた会食前なのに、思わず引き連れて立ち寄ってしまいました(笑)

中に入ると、さらにタイムスリップしたかのような、昭和な空気感が満載です。

壁一面に、手書きの氷メニューが、ずらりと並びます。

それで、こちらが、そのかき氷です^^

あ、ちなみにシロップは、参考になりません。普通の業務用販売品です^^;

これはこれで、店の雰囲気とも相まって、いい感じなのですが、

参考にしたいと思ったのは、氷のみ。こんな風にならないかなぁ、と。

美味しいかき氷の氷を作るためのこだわり方は、「(削る前の)氷そのもの」「かき氷機」そして「削り方(削り歯によるところが大きい)」の3つに尽きます。

中でも、私は「かき氷機」にちょっとこだわりがあり、このお店も使っている「ツェッペリン」という機械を探し求める必要をすごく感じていました。この「ツェッペリン」は、大阪の富田鉄工所なるところで戦前から製造されていたそうです。今は製造されておらず、中古品の中から、あちこち探してもらっていました。

しかし、折しもいまは、空前のかき氷ブーム。自宅でも巷でも、氷機を探し求める人がすごく多くて、思ったものが見つからなかったのです。


仕方なく、既製のメーカー品を買ったのですが、お店を任されている左官職人・今西さんの削り歯の調整力が素晴らしく、「口の中でじわっと溶ける氷」を見事に実現してくれています。


たまたま、昨日は、インドネシアからインターンシップで来ている女子学生さんと、インドネシアに留学していたという日本人の男子学生と出くわして、かき氷を食べながら、冷んやりトーク。世界は近くなっているなぁ。そして、かき氷は、万国に通じる味覚なんだなぁ^^

ちなみに、大西商店は、アイス最中のほうが、有名かもしれません。


この夏、どちらの氷も、(そして最中も)もう一度くらい食べてみたいなぁ、と思っています。

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