【神戸湊川】公園と芝生騒動
こんにちは。
GWの最中ですが、あまり関係なく仕事をしています。
というか、静かでコツコツ仕事ができて、いいです^^
さて、今年度から、神戸湊川地区に隣接する湊川公園では、公園内の一部に兵庫区役所を新築することになり、実施に向けた調整を行っています。
区役所の新築に際して、公園の面積が事実上減ってしまいます。都市計画法上の「公園」としての面積は、現区役所とその周辺の建物跡を公園面積に繰り入れることで、ほぼ減らない形になっているようですが、通路や園内道路になる予定だから、公園らしい空間ではない。
となると、残された公園空間を、よりよいモノに変えていかないと、まちにとって負荷が大きいですよ 、再開発している最中に滅んだ商業地なんて、いっぱいあるんですよ!と、ついつい、力が入ってしまいます。
もちろん、事実上の公園面積が減る神戸市の公園部局も、なんとかしたいと考えているため、一緒に公園改修計画を考えよう、となっているわけです。
で、まず最初の入口懸案として、新区役所の建設工事中に減った公園空間の代わりに、どう空間を生み出すか、ということがありまして。実は、湊川公園には、ほとんど普段は使われていないグラウンド空間があります。日よけもなく、砂埃が立つので、催しでも普段でも使われることが少ない。それでもなぜ残っているかといえば、慣習利用と防災訓練の時に必要、というくらい。(防災訓練も、砂地でないといけない、という理由は厳密なところ成り立たないそうです)
地元からは、かねてから、芝生空間が欲しい、との意見が強かったため、この際、改修時に考えましょうか、とのお話しも有りつつ、話がすすまない状況だったのですが・・・・
神戸市内でGW中に開かれているイベントで利用する芝の行き先がないので、そちらを頂いて実験で敷いてみましょうか、というお話しが突如浮上!!!
お、いいやん、と思いきや、グラウンド部分の半分にもならない(1000㎡もない)とか。うーん、それでは5月に公園で開催されるイベントで、ほぼ死亡するだろうなぁ。まぁ、それでも見た目どうなるか、どの程度持つモノなのか、を知るだけでも意味があるのか。
そんなこんなで、湊川公園の砂地部分を暫定的になんとかしないと、という地味だけど切実な話は、しばらく続きそうな模様で、お付き合いしていかないといけない感じです^^;
ちなみに、神戸市役所南側にある「東遊園地」では、昨年から芝生が敷かれています。
「神戸ルミナリエ」で大量の人が踏みつけるので、必ず禿げる、という宿命があるものの、市は禿げるのは織り込み済みで、敷き直しや工夫を何度でもしよう、という考えの様子。
上から見ると、こんな感じです。
まぁ、公園を使って企画をしている側としては、「実験とはいえ、禿げるとわかっている芝生を半分敷いたとして、禿げたあとや残ったところはどうするの?」と話をせざるを得ない状況。なんらかの形で土を固めるか、という話になりつつあるところ。
ちなみに、普段の湊川公園グラウンド箇所は、こんな感じ。完全にデット空間です。
「苦汁(にがり)で固めるのが、一番安上がり」って意見もあるので、市内の小さな公園まで見学に。息子をソフトクリームで釣って、同行してもらい・・・。殊勝にも、仕事の内容を聞いて、どのくらい土埃がたつのか、試してくれています(笑)
ゲートボールとかは、余裕でできるみたいですけど、どうなんでしょうか。
それにしても、地味なしごとです(笑)
当分、この喧騒に振り回させそうな予感です^^;
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